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優秀さの定義とは?

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こんにちは!
フレアエージェント代表の寺田です!

今回のテーマは「優秀さの定義」についてです!

よく使われる「優秀な人」という言葉ですが、この言葉を聞くといつもモヤモヤした気持ちになってしまっていました。

誰にとって優秀だと思われる人なのか?
どのポジションを担わせる上で優秀な人なのか?
どんな結果を求める仕事で優秀だと思う人なのか?
など、実は「優秀な人」という言葉は非常に曖昧な表現なのです。

「何を任せても優秀と言える人」はそうそういません。
私は人材業界で17年間仕事をしてきて、何万人という人に会ってきましたが、その様な方とお会いした事はありません。

プレイヤーとしては非常に成果を挙げていた人がマネジメント職に変わった途端に成果を挙げられなくなる。
営業職ではエースだった人が企画部に移った途端に「この人何をしたいの?」と周りからの評価を下げてしまう。
ルート営業ではトップセールスだった方が、新規開拓では全く成果を挙げられない。
など、役割が変わった途端にその人のキャリアが大きく崩れてしまう光景を何度も見てきました。

それは本人に問題がある訳ではなく、配置をした人事に問題があると思っています。
「適材適所」という言葉は、当たり前に聞く言葉ですが、実践するのは非常に難易度が高いです。
人員バランスやモチベーション管理、評価、チームメンバーの相性などの様々な要因が絡み合い、思う様な配置が出来ないという事もあります。

しかし、社員一人一人の能力を性格に把握し、適した部署に配置し、適した役割を与える。
これが実践出来ればチームとしてのパフォーマンスが向上するのは間違いありません。
そして、これらを実行に移す為には、「役割」「権限」「責任」と、それに伴う「評価」が明確になっている事が大前提となります。

「役割」「権限」「責任」が明確になった上で、その人に課すミッション(目標)を設定し、そのポジションに【適した人材】をピックアップする事で、組織が得られる利益は格段に向上します。

採用の現場では不明確な「優秀な人」を求めるのではなく、明確にした役割に【適した人】を求める。

非常に難しいアプローチですが、時間を掛けて取り組んでみてはいかがでしょうか?

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